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佐村河内問題 [音楽]

私は、かなりコアな音楽マニアである。

中学生になってから、趣味としての音楽を聴き始めているからかれこれ40年以上聴き続けている。
基本はクラシックであるが、演歌以外なら何でもござれで聴く。
PPM、S&Gにはじまり、CCR、シカゴ、ピンク・フロイド、イエス等々変遷してきた。
なかでも、40年来一貫して聴き続けているのがバッハである。
バッハを静かに聴きたいが故に山の家を作ったのです。

そういう自称コアな音楽マニアでも、佐村河内守は知らなかった。

「交響曲HIROSIMA」という”言葉”はどこかで聞いたかな?と言う程度である。
CDショップでも見たような気がするが、なぜか私の心には入ってこなかった。
自分で言うのも変ですが、やはり本物を知るマニアには別世界の音楽だったから
耳に届かなかったのではないでしょうか。
要は、一般受けする、感動的、感傷的というか悪く言えば扇情的といえるのでしょうか。
薄っぺらな感動物語も好きになれないのでマスゴミTVは見ませんしね。
実はオリムピックもあんまり好きではないです。

新垣先生も知りませんでしたが、あの人は本物でしょう。
本物だから、その広範な音楽知識と経験でマーラーやショスタコービッチ風の感動的に聞こえる音楽を
さらっと書いてしまったのでしょう。

良くないい輩に絡んでしまったものだと同情致します。
もうこんなマスコミの餌食になるようなことはお忘れになって、本筋である現代音楽で
これまで以上に名を馳せて下さい。
私は、いわゆる現代音楽は好きではありませんが、アルヴォ・ペルトは大好きです。
ECMのコンテンポラリーなCD群もすばらしい。
ベートーベンは肩に力が入っていてぎくしゃくしているので元々好きにはなれないのです。
ましてや似非ベートーベンは問題外。
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